2018年4月26日木曜日

38_加速度と重力:内向的思考型


アインシュタイン「もっと悪いことに、ザルツブルグでの会議で講演を頼まれた・・・。断るつもりです」
ユングでも大勢の人が、がっかりするだろう」。
アインシュタイン「講演はいやなんです。取り乱してしまう・・・」。
ユング患者を診ていてわかったんだ。話すことへの恐怖心に表面上悩まされているとしよう。だがもっと興味深いものが無意識の中には潜んでいる」。
アインシュタイン「失礼ながら、ぼくは分析されたくありません。釈然としないままがいいんです」。
ユング失礼。招いたのは分析ではなく、お喋りのためだよ。だが友人としてひとこと言わせてくれないか?人間というのは恐怖を避けられない。克服するには、向き合って乗り越えるしかないんだ。燃え盛る炎を通り抜けないと」。
ナショナルジオグラフィックch「ジーニアス・世紀の天才アインシュタイン」より

エレベーターで下に降りている時、物はみな重さをなくして浮かんでいるように感じる。逆に、上に昇っている時は足の裏に自分の体重を感じる。そうか、解ったぞ!加速度と重力は同じものなんだ!相対性理論の完成に欠けていたものはこれだ


彼は可能性を際限なく追及するため、あらゆる懸念に常に取りつかれ、考えが明確になるほど、現実世界のどこへ、どのように当てはめればよいか途方に暮れる
彼は自分にとって自明なことが、必ずしも他人にとって自明とは限らないことを、なかなか認めることが出来ない。彼の文体は懸念からくる、あらゆる補足・限定・注意・疑問によって難解なものになっている

彼は他人に対して、あまり語らなくなるか、自分を理解しない人々のことが頭に浮かび、彼らの救いがたい無知を証拠立てるものを集め始める。このような理由もあって、たまたま理解を示してもらうような人が現れると、その人のことを過大評価してしまうのである。
➯ C・G・ユング著「タイプ論」みすず書房より

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