2017年11月28日火曜日

6、エニアグラムと性格のタイプ

ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社より

各<三つ組(関係・行動・感情>に含まれる三つのタイプは 、組を特徴づける心理機能の正・反・合からなる「弁証法」から導き出されている。三つのタイプのうちの一つはその<組>特有の機能を過度に発達させており、一つはその機能を十分発達させておらず、もう一つはその機能と最も遊離している。

たとえば、<感情の三つ組>で、
タイプ2は➡感情が発達過剰で、肯定的感情だけを表現し、否定的感情を抑圧する。
タイプ3は⇒感情から最も遊離していて、真の感情の代わりをするイメージを投影する。
タイプ4は➯感情の人間的表出が未発達で、芸術や耽美的生き方で間接的に表現する。

<行動の三つ組>では、
タイプ5は➯行動力が未発達なため、複雑で孤立した思考を行動の代用にする。
タイプ6は⇒行動する能力から最も遊離しており、権威者の承認を常に求めている
タイプ7は➡行動能力が発達過剰のため、活動過剰で躁状態になる。

<関係の三つ組>では、
タイプ8は➡周囲と関係を持つ能力が過剰で、自分自身を過大評価している。
タイプ9は⇒自分と他人を同一視し、独立した存在とならず、常にだれかを通して生きようとするため、個人として周囲と関係を持つ能力から最も遊離している。
タイプ1は➯完全主義という強迫観念から、周囲と関係を持つ能力の発達が妨げられる。

性格の基本タイプがどの三つ組に属するかに関わらず、感じ、行動し、関係を結ぶ能力は誰もが持っている。幼児期に始まる心理的発達が、一つの能力を際立たせるので、私たちは九つのタイプのうちの一つになるに過ぎない。三つの能力の平衡を変化させながら性格を形づくることで私たちは成長する。

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